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2025/09
16(火)
数ヶ月前から購買室に新しい旋風が巻き起こっています。
毎朝小さく争いは起きています。
柱と鬼が戦っている感じです。
鬼もそう簡単には倒されず、首を切ってもやられないタイプです。
柱は毎朝、始業して1時間後には疲弊しています。
それを楽しみに毎日出社している鶴弥 購買室の渡邊です。

↑
某朝、柱と鬼の戦いの形跡。活気があっていいですね!!
今このブログを書いているときには、
某アニメ映画が開始10日間で興行収入128億円を突破しました。
歴代の記録を次々と更新しているそうです。
ブログが掲載される頃には何億円突破しているのかとても楽しみです。
近年の暑さは異常です。
当社の瓦はしっかりと熱を遮り、日の光から守ってくれます。
当社が贈りだす「遮熱の瓦」!
当社が無限の愛を注ぐ「無限瓦」!
なんだかこちらも大ヒットの予感がしてきましたね!!
まったね~
2025/09
08(月)
こんにちは!鶴弥 阿久比工場です!
今年は日本各地で猛暑日が続き、
「焼き物」である瓦を作っている工場の中はかなりの暑さで、
皆 熱中症にならないように体調管理に注意しながら日々頑張っています。
さて、阿久比工場ではF形平板瓦を生産していますが、
他の工場と同じく「粘土」を原材料にして瓦の生産を行っています。
日々の瓦の生産の中で、どの工場も頭を悩ませているのが、
いわゆる「固い粘土キズ」という不良品の発生になります。
粘土は水分を含んだ状態で納入されますが、瓦の形に成形されるまでの途中で、
部分的に乾いて白く固くなってしまい、乾いた粘土が混ざって成形されると、
「固い粘土キズ」の原因になってしまいます。
粘土が機械の一部に貼り付いたり、ベルトコンベアの繋ぎ目などで滞留したりすると、
乾いて固くなってしまいます。
特に、冬場など外の空気が乾燥している時期や、夏場など外気温が高い時期など、
粘土も乾き易くなってしまいます。
そのため、粘土が滞留し難いように設備の形を工夫してみたり、
粘土が貼り付き難い素材に変えてみたりと、工場では様々な対策を行っています。
ただ、この「固い粘土キズ」を0(ゼロ)に抑えるのはかなり難しく、
工場の皆は日々頭を悩ませているという感じです。

この「固い粘土キズ」、焼き上がった製品にあると不良品として抜き取るしかないですが、
焼成前の半製品(素地:しらじ)で抜き取ることができれば、焼成品の不良を抑えられます。
なので、工場の管理者・作業者は、少しでも焼成品での不良品の発生を抑えるために、
手が空いた時に素地をチェックして、
「固い粘土キズ」を発見したら抜き取るという作業を行っています。
「固い粘土キズ」以外にも、異物が混入している物や、き裂が入っている物など、
様々な素地での不良品が出てきてしまうので、それらも見つけ次第抜き取っています。
抜き取った焼成品や素地は瓦チップ等のリサイクル品へ循環利用しております。
暑い工場の中で、少しでも良い製品を作るために、
こういった地道な努力を日々積み重ねています。
まだまだ工場内は暑い日が続きますが、
皆 体調を崩さないように引き続き頑張っていきます!
2025/09
02(火)
こんにちは。鶴弥 新入社員の平山です。
私は瓦が好きで鶴弥に入社したのですが
大学の卒業論文でも瓦について研究していたので一部ご紹介したいと思います!
そもそも瓦は寺社仏閣や城郭など重要な建物で用いられ
江戸時代になると町屋などの民家にも使われるようになります。
それに伴い様々な地域で特有の瓦を生産するようになっていき
近江国八幡多賀村(現滋賀県近江八幡市)では
『八幡瓦』といういぶし瓦が作られていました。
江戸時代中期には瓦生産者の増加によって
作った瓦に生産者の名前、生産日、生産場所などを彫るようになり
八幡瓦でも近江八幡市若宮町の教信寺にある
元禄11年(1698)に作られた『八幡瓦師 寺本仁兵衛』の銘がある鬼瓦が
最古の八幡瓦として確認されています。
寺本仁兵衛のほかにもたくさんの瓦師が瓦に名を残しており
大きな鬼瓦の鰭部分に残されている場合が多いです。
調査を進めると、垣内平兵衛や前田平四郎、和田吉兵衛、福井増右衛門、奥田七郎兵衛
など多くの瓦師がいたことが明らかになりました。
また、18世紀末頃になると瓦師たちは勢力を強め、瓦工房を経営しながら
鬼師と呼ばれる鬼瓦や飾り瓦などの立体的な瓦をつくる専門の職人を雇うように
なっていき、『細工人 坪井三五郎 春忠』と記された
2人の鬼師が共同で作ったと考えられる鬼瓦も発見されました。
このような瓦銘は滋賀県だけでなく全国どこにでも見られ、三州瓦にも残されています。
高浜市の春日神社に奉納されていた瓦焼狛犬には
「享保八年 三州高浜村瓦屋甚六 瓦師四郎兵衛 同師七左エ門 作」
という文字が彫られており
享保8年(1723)には確実に瓦師が高浜に存在したことがわかります。
また、三州瓦職人は美濃、信州、北関東、
さらに東北地方までにも勢力を伸ばしていたため
どこか遠い地に三州の名前が入っている瓦が今でも残っているかもしれませんね。

立派な瓦を保存している寺院は多いため、
皆さんも大きな瓦を見つけたときは文字がないか
探してみるのはどうでしょうか。
もしかしたら古い瓦を見つけられるかも…?
2025/09
01(月)
こんにちは、鶴弥 業務部です。
毎日ほんとに暑いですね~!皆様体調は大丈夫ですか?
そんな中でも、現場で汗だくになりながら作業してくださっている
職人さんやドライバーさんたち本当にお疲れ様です!!
炎天下でも手を止めずに頑張っている姿を見るたびに「すごいなぁ」と尊敬の気持ちと
「ありがとうございます!」の気持ちで一杯になります。
現在私は瓦の配送の手配に携わっております。
瓦の配送といってもただ運べば良いってわけじゃないんですよね。
大きく分けて『現場降ろし』、『店降ろし』の2パターンがあります。
『現場降ろし』はそのまま工事現場までトラックで入り
屋根工事の職人さんが直接使えるように瓦を納品します。
時間指定や荷降ろし場所の指定が細かくあり
周囲の住宅や道路状況等も影響して搬入日当日に立ち往生…なんてこともあったりします。
特に最近は狭小地の現場も増えているので
4tトラックが現場まで入れないケースも多く、
2tトラックでの配送も増えてきています。
事前に現場の状況等あらかじめ確認して
当日トラブルが無いように情報収集が大事になります。
『店降ろし』は屋根工事業社様の資材置場や倉庫まで配送します。
店降ろしは基本的には大型車での配送になるので
大型車が進入可能かリフトがあるかないかが重要になります。
瓦はパレットでの配送になるので置場に着いてリフトがないってなると
トラブルになるので「リフトがありますか?」の確認はマストになります。
でもこれ意外と確認忘れがちなんですよね。
納品に関しては、通常依頼からおよそ数日から1週間前後の納品が一般的ですが
繁忙期や長期連休前後は依頼が立て込むこともあり、
納期が読みにくくなることもあります。
配送のご依頼は、出来るだけ早めのご連絡頂けると幸いです。
また配送での困りごとがあれば、一度ご相談ください!

現地配送の様子

現地配送の様子
2025/08
25(月)
みなさん、こんにちは。鶴弥 仙台営業所です。
例年より早めに梅雨明けし、カラッとした暑さの東北もさすがに毎日暑く溶けそうです。
先日、プラスチックの蓋がついた飲み物を車内へ置きっぱなしにしていたところ、
4時間ほどして戻ったときには蓋が変形していました(;・∀・)
太陽の日差しで車内はかなりの高温になっていたんだなと驚きました。
常に生活している家の室内に置き換えてみると・・・?
屋根材や色によって室内の温度が変わることをご存じでしょうか??
瓦は断熱性や蓄熱性に優れているため、夏は涼しく冬は暖かいという特徴があります。
当社の瓦のカラーバリエーションの中にある
クールブラック・クールブラウン・アンティックブラウンS色は、
遮熱効果もあるのでおすすめです。
新築・屋根材の葺き替えをお考えであれば、ぜひ当社の瓦をご検討ください!
それでは皆さん、
まだまだ暑い日が続きますので、こまめに水分・休息を取り
熱中症にならないよう体調管理に努めましょう!