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瓦を見守る開発室スタッフ
みなさん、こんにちは。
開発室の小栗です。
今日は、部材開発の性能検証を行うべく、愛知県三河窯業試験場にて試作品の耐風性能試験を実施しました。
鶴弥の開発室では、瓦の開発以外にも屋根を構成する部材の開発や工法開発なども行っているため、よく耐風性能試験を行っています。
ちなみに今年に入って既に2回目です。
台風などの強風によって瓦が飛散する現象がありますが、瓦を浮かせる力は、風が壁や屋根面に当たって風が上向きに方向を変え、その際に発生する負圧によります。
また、瓦が浮き上がれば、瓦の下に風が入り込みさらに瓦を吹き飛ばす力になります。
その風による力を機械的に瓦を引っ張り上げることで再現し、どれだけの風に耐えることが出来るかを評価しているのです。
これが結構厳しい試験で、瓦1枚あたり40kgぐらいの荷重をかけて試験をします。
その荷重は、なんと150回も繰り返すんですよ。
いろいろ検証した結果、みなさんに安全安心な屋根をお届け出来るものと思っています。
今回の試験は、思ったような良い結果が得られませんでした。
なんと132回目でNGに・・・・(涙)
原因を分析して、対応策を練って再チャレンジです!
製品化するまでには、さまざまな性能検証試験を行って、トライ&エラーの繰り返しの中で良いものが生まれてくるんですよ。
みなさん、開発はと~っても地味で地道な仕事なんです。(^_^;)