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2025/05
26(月)

今いきたいところは近江神宮♪
鶴弥 購買室の渡邊です。
そこでこんな一首をご紹介♪

秋の田のかりほの庵の苫をあらみ
わが衣手は露にぬれつつ

おそらくほとんどの方が聞いたことがあるこの歌は、
天智天皇によって詠まれた百人一首の1番歌です。
こちらを現代語訳していくと、

秋の田んぼのほとりにある、仮小屋の屋根の苫(とま)の網目が粗いので
私の衣の袖は、露に濡れていくばかりです。

屋根の苫とは粗く編まれた茅葺屋根のことのようです。
粗く編まれた茅葺屋根から夜露が滴り落ちて袖が濡れてしまったと詠っています。
少し貧しさや寂しさを感じさせる情景のようです。
もしこのときの小屋に当社の防災瓦が葺かれていたら、
衣の袖を露で濡らすことはなかったことでしょう。
そして豊かさと賑やかな情景へと変化していたのではないでしょうか。
そう思うときっとこの歌も

秋の田のかりほの庵のめざましき
わが衣手はひしと守られ


こんな感じになっていたのかもしれませんね。

まったね~


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こんにちは、初めてブログを書きます。鶴弥の木村です。
このブログで粘土瓦の魅力を少しでも知っていただけたら幸いです(⌒∇⌒)

四季と共に輝く鶴弥の粘土瓦の魅力

日本の伝統的な屋根材「粘土瓦」は、その美しさと機能性で知られていますが、
特に日本の四季折々の風景に調和する点が魅力です。
今回は、粘土瓦の持つ特長と、四季を通じて見せる美しさと、
当社の取り組みについてご紹介します。

<春>
桜や新緑に囲まれる屋根に、粘土瓦の柔らかな色合いが溶け込みます。
当社の瓦は、表面が春の優しい光を反射し、美しい輝きを放ちます。


<夏>
夏場の強い日差しを遮断し、室内の温度上昇を抑える断熱性は、粘土瓦の大きな特長です。
当社の涼しげな瓦が、日本の蒸し暑い夏を快適にしてくれます。


<秋>
さまざまな木々の紅葉と、落ち着いた色合いの瓦屋根との対比は、
絵画のような景観を生み出します。
当社の製品は、自然と屋根の美しい調和を実現します。


<冬>
冬の雪景色に映える粘土瓦は、耐候性を発揮します。
当社の製品は雪の重みにも耐える設計で、安心安全な住まいを提供します。


当社では四季の美しさを活かすため、多様多彩な粘土瓦を生産しています。
さらに、SDGsに取組み環境負担を軽減する生産方法や、
自然災害への防災性能を強化した製品づくりに取り組むことで、
現代のニーズに応えています。
伝統と現代技術を融合させた当社の瓦は、四季を楽しみながら、
安心で快適な住まいを提供します。

当社の製品を通じて、日本の風土と文化を支える「粘土瓦」の魅力を再発見してみませんか?


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2025/05
12(月)

こんにちは 鶴弥 業務部の冨田です。
瓦の輸出と聞いて既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが
『どのようにやってるの?』と初めて知る方も多いと思いますので、
簡単ではございますが、ご説明します!

海外のお客様とのやり取りはメールでの交渉が多いです。
(国際電話では料金が・・また英語力が( ^ω^)・・・)
今は翻訳機能が備わっているので便利ですね!

一例として正式注文が入った場合の大きな流れは以下の通りです。
受注
 ↓
『パッキングリストの作成』
 ↓
インボイスの作成
 ↓
先方への確認
 ↓
船 コンテナの手配
 ↓
通関資料の提出
 ↓
『バンニング場での積込』

輸出は国内出荷と比較して書類等が多くなります。
『パッキングリストの作成』には英語表記が必要です。

一例ですが、、、

英語製品名日本語製品名英語色名日本語色名
J-1 FIELD防災J形瓦エ-ス桟瓦 CLEAR MATTEクリアマット
J-8 GABLE (R)袖右NEW METALIC銀鱗
J-9 GABLE (L)袖左NEW METALIC銀鱗
J-48 LAPPING厚のしCLEAR MATTEクリアマット
J-31 RIDGE75R紐丸(5寸丸)NEW METALIC銀鱗

このような感じで作成します。

また、パレットに関しても燻蒸処理して出荷することになりますので
処理したパレットでの生産依頼、積み替えも発生します。

最後に『バンニング場での積込』風景を
写真ではありますがお見せしたいと思います。


ドレ―入る


積込中


出発直前

海外からのお問い合わせがありましたら何なりとお申し付けください。


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2025/04
28(月)


鶴弥 営業部 2グルーブです。
3月決算の当社では、新年度がスタートしました。

前年度よりも今年度。
当たり前のことですが、心新たにまた更なるチャレンジをしていかなくてはなりません。
チャレンジするということは、また新しい何かを得るチャンスだと思います。
その新しい何かとは、手段、方法、出会い、絆等、様々ありますが、
どれも各自の知識を広げ、深め、
日々の活動に取り入れて今年度も売上目標達成に向けて絶賛頑張っています!

さて、前段でチャレンジするということについて触れてみましたが、
新しい物を使ってみるということにチャレンジしてみませんか?
その名も当社製品「陶板壁材スーパートライWall」です。
まだまだ!もっともっと!
皆さんに知ってほしい、住宅、非住宅問わず内外装でご使用いただける製品です。



和風や洋風の軸概念は無く、見せ方次第で沢山のジャンルに馴染む対応力もお任せ下さい。
高いと思われがちな製品ですが、外壁にご使用いただいた場合、
将来の塗り替えメンテナンスコストのことを考えると決して高くはありません。

また、内装のアクセントにも力を発揮します。
ワンランクアップした装飾として仕上がるのはもちろんのこと、
汚れやすくお掃除に困りそうな空間では瓦と同じ焼き物で出来た壁材ですので、
どんな劇薬(凄さの例えです)、掃除の際の刺激にも耐えることが可能です。
(一部無垢シリーズは場合により除く)

お金が有ったら…屋根も壁も当社の製品で小さな平屋建てを建てて…と思いを馳せながら、
良い製品をたくさんの皆さんと共有したいと思いますので、
先ずは下記の資料請求ページよりお問合せ下さい。
<<資料請求はこちら>>

是非お待ちしております。

※上記内容は製品紹介の一部となっております。詳しくは資料請求、HP等でご確認またはお問合せください。


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こんにちは。鶴弥 開発部です。

さて、粘土瓦は1400年以上の歴史があり日本各地で製造されてきた経緯から、
建築材料の中でも地域性が非常に強いという珍しい性質があります。
場所が変われば粘土が違う、瓦の焼き方も焼く温度も違う、地域特有の色もある・・・
瓦屋根をよく見ればこのような地域性を感じることができます。

この地域性には、「雪止瓦の設置」にも表れています。少しマニアックですが・・・

雪止瓦とは、その名の通り「雪を止めるための瓦」です。
雪止瓦の役割や種類は当ブログでも何度かご紹介していますが、
当社ホームページ内の「よくあるご質問」にも情報がありますので是非ご覧ください。
雪止の種類についてはこちらも参考にしてくださいね。

それでは、雪止瓦をどのように設置するのでしょうか。
一般的には、屋根の軒先付近(軒桁の上、3段目付近)に設置される事例が多いです。
屋根には傾斜があり積もった雪が雪止瓦のところで止まりますが、
雪止瓦付近に雪の重さが集中するため、その重さを柱や軒桁で支えるためとされています。

雪止瓦の設置数量は法律などで決まっておらず、一部の文献で紹介されている程度です。
地域の積雪量に応じて雪止瓦を2列・3列と増やしたり、
屋根全体に散らしたりして雪の重さが分散させるように施工されています。
また、同じ地域でも、屋根勾配が急になると雪が落下しようとする力が大きくなるため、
雪止瓦を通常より多く設置することもあります。

※雪止の設置は、立地の特性や施工店様の考え方によっても異なります。

なお、雪止瓦は、あくまでも雪の落下を抑制するものであり、
完全に防ぐことはできません。
積雪量が特に多くなる場合には、
雪下ろしなどの対策も検討が必要になりますのでご注意ください。

ではここで、雪止瓦の実際の設置事例を見てみましょう。

最初は、当社の地元、愛知県。
雪自体が少ないため雪止瓦が無いところも多く、
あっても軒先に1段というところがほとんどです。


次は、お隣の岐阜県は飛騨地方の例。
雪が比較的多い地域なので、
大屋根には軒先と中間付近の2列、千鳥状に設置されていますね。


さらに、当社の北陸支店のある富山県。
雪が多い地域ですので、軒先以外にも屋根の途中に1枚おきで何列か入っています。
全体に分散させるような設置は、北陸地方でよく見られます。


そして、石州瓦の産地に近い鳥取県東部。
屋根の大きさもよりますが、横に一直線で何列か入っている屋根が多く見られます。
写真では屋根が大きいので4列入っていますね。


ここからは番外編。少し変わった雪止の設置方法もご紹介します!
一つ目は、谷に沿って斜めに並ぶ雪止瓦。
二方向から雪が集中して谷沿いの瓦が押しつぶされないために入れるようです。


二つ目は、降り棟の横にぽつんとついた雪止瓦。
以前、工事店様から雪と一緒に降り棟が滑り落ちてしまわないようにするため
と聞いたことがあります。


最後に特別編。たくさんの雪止瓦が使われた圧巻の屋根をご紹介します!
雪止瓦が規則正しく並ぶ姿は、まさに芸術品のようですね。



いかがでしたでしょうか。
これから気温がどんどん上がりますが、
新築をご検討の際は冬のアイテム「雪止瓦」の設置もお忘れなく!


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