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2012/09/25 製品について

瓦用換気部材「エアフローPlus+」発売のお知らせ

オリジナル副資材(瓦用換気部材)として、新商品「エアフローPlus+」を発売させて頂くこととなりましたので、下記の通りお知らせします。

棟換気エアフローPlus+

野地面換気エアフローPlus+


商品外観


商品外観

開発経緯

住宅の高耐久化が求められる昨今の建築業界にあって、屋根においては、小屋裏や屋根下地の耐久性を向上させるために、結露などによる湿気や、夏場の熱気を排出する「小屋裏換気」が重要になってきています。
当社はこれまで、フレキシブルタイプの換気部材として、換気量に応じて必要な個数のエアフローをつなぎ合わせる「棟換気エアフロー」や、太陽光発電システムの普及に伴って増加しつつある片流屋根など様々な屋根形状に対応できる「野地面換気エアフロー」を開発し、販売に努めて参りました。
この度、更なる付加価値を追求し、従来品と比べ10%の換気能力を向上(Plus+)させた「棟換気エアフローPlus+」と、換気能力向上に合わせ施工性向上(Plus+)も実現した「野地面換気エアフローPlus+」を開発いたしました。

商品概要

棟換気エアフローPlus+

野地面換気エアフローPlus+

  • 寸法:24mm×230mm×227mm
  • 対応面積:11.32㎡(3.43坪)※天井面積66㎡の場合、6本の取り付け
  • 対応勾配:3.0寸~10.0寸
  • 野地開口:36mm×200mm
  • 材質:ポリプロピレン、EPDMシート+ブチル粘着材
  • 同梱部材:本体固定用ビス(L=20mm) 4本,瓦固定用ビス・棟金具固定用ビス(L=51mm) 4本,瓦固定用ビス(L=75mm) 2本
  • 寸法:24mm×135mm×681mm
  • 対応面積:16.98㎡(5.14坪)※天井面積66㎡の場合、4本の取り付け
  • 対応勾配:3.0寸~
  • 野地開口:23mm×240mm×2ヵ所
  • 材質:ポリプロピレン、EPDMシーラー、ブチル粘着材
  • 同梱部材:本体固定用ビス(L=20mm) 12本,施工マニュアル 1部

基本性能

棟換気エアフローPlus+

  1. ゼロエネルギー自然換気システム。小屋裏空気を煙突効果で屋外へ排出することによって、小屋裏や屋根下地の耐久性が向上します。
  2. 緩勾配の3寸から、急勾配の10寸まで、屋根勾配にフレキシブルに対応します。
  3. F形瓦・M形瓦・J形瓦と、瓦の種類にかかわらず施工が可能です。なお、施工は、開口を設け、本体を取り付けるだけのシンプルな施工となります。
  4. 1本あたり70.78c㎡(有効開口面積)、11.32㎡(対応天井面積)の換気能力を有します。
  5. 降水量4L/㎡・min、風速49m/s相当にて「漏水なし」の優れた防水性能を有します。

設置例


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従来の「棟換気エアフロー」の基本性能をそのままに、換気能力(有効開口面積)を10%向上させて、「棟換気エアフローPlus+」として新登場。

1本あたり70.78c㎡(有効開口面積)、11.32㎡(対応天井面積)の換気能力を有し、従来の「棟換気エアフロー」の換気能力であれば7本必要だった66㎡(20坪)の屋根に対しても、「棟換気エアフローPlus+」であれば6本と、取り付け本数を1本少なくすることが可能です。

野地面換気エアフローPlus+

  1. ゼロエネルギー自然換気システム。小屋裏空気を煙突効果で屋外へ排出することによって、小屋裏や屋根下地の耐久性が向上します。
  2. 片流屋根・方形屋根・下屋根など、様々な屋根形状にフレキシブルに対応します。
  3. F形瓦・M形瓦・J形瓦と、瓦の種類にかかわらず施工が可能です。なお、施工は、開口を設け、本体を取り付けるだけのシンプルな施工となります。
  4. 1本あたり106.17c㎡(有効開口面積)、16.98㎡(対応天井面積)の換気能力を有します。
  5. 降水量4L/㎡・min、風速49m/s相当にて「漏水なし」の優れた防水性能を有します。

設置例


クリックで拡大

従来の「野地面換気エアフロー」の基本性能をそのままに、換気能力(有効開口面積)を10%向上、さらに施工性をPlus+(向上)させて、「野地面換気エアフローPlus+」として新登場。

1本あたり106.17c㎡(有効開口面積)、16.98㎡(対応天井面積)の換気能力を有し、従来の「野地面換気エアフロー」の換気能力であれば5本必要だった66㎡(20坪)の屋根に対しても、「野地面換気エアフローPlus+」であれば4本と、取り付け本数を1本少なくすることが可能です。

また、「野地面換気エアフローPlus+」は防水構造を改良し、高耐久なEPDM素材のシールセイバーを防水壁として採用しました。
それに伴い、従来の「野地面換気エアフロー」では“本体ビス固定+コーキング+防水テープ貼り+防水テープめくれ防止用桟木取り付け”と手順が多かった施工に関しても、「野地面換気エアフローPlus+」では“シールセイバー貼り+本体ビス固定”のみと、手順の大幅な削減(施工性の改善)が可能です。

施工手順

棟換気エアフローPlus+


1.野地を開口


2.棟換気エアフローPlus+を固定


3.瓦を施工


4.完了

野地面換気エアフローPlus+


1.野地を開口


2.シールセイバーの剥離紙を剥がし、野地面換気エアフローPlus+を固定


3.瓦を施工


4.完了

発売日・価格

棟換気エアフローPlus+

野地面換気エアフローPlus+

発売日:2012年(平成24年)10月1日
定価:1, 600円/1本

発売日:2012年(平成24年)10月1日
定価:3, 200円/1本

商品についての詳細

本件商品の詳細に関するお問い合わせ先

開発部 牧野
TEL 0569-49-0550
FAX 0569-49-0553
E-mail kaihatsu@try110.com

プレスリリース資料はこちら


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