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スタッフブログ

こんにちは!鶴弥 阿久比工場です!

今年は猛暑日が続き、つい最近まで瓦を作っている工場内はかなりの暑さでしたが、
ようやく秋らしくなり、工場内での作業も少し負担が減ってきました。
ただ、急に冷え込んだりすると、働いている方達が体調を崩しやすくなるだけでなく、
瓦も作り難くなってしまうので、本格的な冬に向けて、十分な注意が必要になります。

さて、以前にこのブログでも紹介しましたが、
阿久比工場ではAIソフトウェアを活用した「外観自動選別装置」の導入に取り組んでいます。
世間では、「AI」という言葉がすっかり浸透し、
いろいろな分野でも活用され、身近に感じられるようになってきていますが、
この「AI」っていったい何なのでしょうか?
「人の替わりにいろんなことができる」という、
ザックリとしたイメージを持っている方も多いと思います。
そこで、「AI」とはどんなものなのか?について、改めて調べてみました。


「AI」とは、「人工知能(Artificial Intelligence)」の略で、
人間の知的な活動をコンピュータで再現する技術だそうです。
データから学習・推論・判断・認識などを行い、
音声認識・自動運転・画像診断・翻訳など、
幅広い分野で活用されています。
「AI」の活用には、
データからパターンを学習する「機械学習」という技術が用いられており、
「AI」の主な能力としては
・学習と推論    :データからパターンやルールを学び、未知の結論を導き出す。
・認識と理解    :音声・画像・テキストなどを認識し、その意味を理解する。
・予測と意思決定:データに基づいた予測や、より適切な解決策の提案を行う。
・最適化と自動化:複雑なタスクや単純作業を、より効率的かつ正確に自動化する。
といった例が挙げられるようです。
少し難しい内容ですが、「人の替わりにいろんなことができる」というイメージも、
あながち間違いではないのか?とも思えるようになってきました。

さて、「AI」が素晴らしい技術であることはなんとなく分かってきましたが、
いざそれを活用しようとすると、大変な労力が必要になります。
実際に、阿久比工場で導入を進めている「外観自動選別装置」については、
ある程度の形になるまでに、社内外を問わず多く人が携わり、
頭を悩ませ、試行錯誤を繰り返し、長い時間を費やしてきており、
現在進行形でそれを続けています。
「AI」は、人の替わりにいろんなことができるのかも知れませんが、
できるようになるまでには、やっぱり「人の力」は必要になってしまうんですよね。
ですので、この装置の担当者には頭が下がる思いです。


皆さんの身の回りにも、「AI」を活用したアプリや機械など、
いろいろあると思いますが、
それらの開発者は「使える状態」まで育て上げるのに、
いったいどれくらいの時間と労力が掛かったのだろう?と、
少し考えてみると面白いかもしれないですね。


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