2022/10/31 製品について

屋根材の「フルプレカットシステム」の導入に関するお知らせ

この度、当社は、屋根施工の省力化と現場廃材の削減を目的とした、屋根材のフルプレカット(完全事前カット)システムの導入に向けての取り組みについて、下記の通りお知らせいたします。

開発案件名称

陶板屋根材「スーパートライ美軽」および粘土瓦の「フルプレカットシステム」


開発の背景


現在、屋根材の工事は施工現場での加工が一般的であり、その際に騒音や加工後の廃材処理が課題でありました。これに対応し当社では、寄棟(よせむね)屋根限定で、事前に製品(粘土瓦)を特定の寸法にカットするプレカットラインを2006年3月に導入し、施工現場で発生する廃材を削減する取り組みを行ってまいりました。
今回、更に精度の高い、1棟毎にカット寸法を計算し、事前カットして現場に納入するフルプレカットシステムの導入準備を開始いたしました。焼き物である陶板屋根材・粘土瓦の性質上、フルプレカットは寸法的に難しいとされておりますが、システム内にこれまで培ってきた品質管理の手法を反映させる事でこの課題を解決することを目指しております。
なお、本件は、次項で説明の通り、施工現場の省力化や作業環境の改善、CO2排出量の削減、天然資源の再資源化といった、鶴弥の持続可能な開発目標(SDGs)達成への取り組みの一環でもあります。


陶板屋根材「スーパートライ美軽」


持続可能な開発目標(SDGs)達成への取組み

システムの概要と期待される効果

フルプレカットシステムでは、事前にお取引先様より頂いた図面から必要な寸法データを自動(IT)積算し、そのデータを元にカットを行うものです。この事前カットにより、以下のような効果が期待されます。

① 屋根施工の省力化
これまで施工現場(屋根上)で行ってきた加工(カット)が減少し、省力化が期待されます。

② 施工現場の作業環境の改善
施工現場における騒音・粉塵、現場廃材が減少し、作業環境の改善が期待されます。

③ 運送にかかるCO2の削減
出荷配送時の重量の軽減と、廃材の回収が不要となることで、運送にかかる化石燃料使用量(CO2排出量)の削減が期待されます。
概算で、プレカットを行わない現場での廃材発生量は300kgであり、現行のプレカットでは50kg、今回のフルプレカットでは0kgとなることを目指しております。

④ 再資源化の推進
事前カットによって当社内で発生・集積した廃材は、愛知県陶器瓦工業組合のシャモット工場にて粉砕し、再資源化することを目指しております。

開発の進捗状況と受注開始時期について

2022年12月末までに設備の設置を終え、2023年4月からの受注開始を予定しております。

対象製品・価格・生産能力について


対象製品:陶板屋根材「スーパートライ美軽」・粘土瓦(F形平板瓦)
設計価格:未定
販売数量:未定
生産能力:1,000棟/年(1棟あたり必要量からの換算)


本件内容の詳細に関するお問い合わせ先

開発部 加藤
TEL:0569-77-0797 
FAX:0569-29-1403
E-mail:m-kato@try110.com

お取引先様向けご案内はこちら


ファイルイメージ

0.2MB


トップページへ




→1つ前のお知らせ(住宅関連情報 2022年(令和4年)10月号)へ


TOPTOP