60年保証

スタッフブログ

カレンダー

  • 前月へ
  • 2025/12
  • 次月へ
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

2025/12
01(月)

こんにちは、鶴弥 開発部の加藤です。

先日、帰宅すると隣の家にパトカーが止まっていました。
警官二人が隣のご主人に事情聴取みたいなことをしていました。
隣のご主人に聞くと空き巣でした。
給湯器を盗まれたそうです。
2週間ほど前に、隣の方から引っ越しすると聞いて驚き、
さらに売却すると聞いたのでどんな人が住むのだろうと不安を抱いていたところに、
再度驚きと不安です。

おそらく、引っ越し作業で空き家と知って、
業者を装って白昼堂々と取り外していったのではないでしょうか。
隣りの住民として少し責任感じます。
「近所の目」大事ですね。

ネットで「給湯器」と入力して検索すると
「給湯器が盗まれやすいのはなぜですか」と出てきたのでよく盗まれるようです。
「熱交換に銅やその他金属が多く使用され高値で転売される」と書いてありました。
テレビでは名盤やマンホールが盗まれるニュースをよく聞きましたが、
こんなものまで盗むのかと驚きです。

話しは変わりますが、銅やレアメタルの高騰、実は瓦業界にも大きく影響します。
瓦の多くは粘土生地に  ゆう薬を掛けて高温で焼成し、
黒・茶・グレーはたまた青やオレンジの発色を出します。
この  ゆう薬の発色に使用するのが色々な金属です。
金属を酸化させることによって発色させます。


塗料で色出ししている訳ではありませんので耐候性は抜群です。


例えば、銅は青や赤紫・黒など配合や焼成方法により様々な発色をします。
レアメタルに関しては蓄電池に使用するリチウムも使用します。
リチウムは  ゆう薬の溶け方など調整します。
リチウムの高騰や入手困難により配合を調整したり
他のものを探したりと様々な対策をしていますが、
余儀なく廃色でお客様にご迷惑をお掛けした色もありました。

色々なことが変化していますが、
社員全員で「考え」「手法を変えて」「確認して」高耐久の粘土瓦を真面目に作っています。
「真面目」大事です。


  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
TOPTOP