製造工程5乾燥

乾燥台車に積まれた成形品は、乾燥室で含まれた水分を蒸発させ乾燥させます。この工程でじっくり、しっかりと乾燥させることで、ねじれが少なく強度の高い瓦を作ることができます。


さあ、この乾燥工程でしっかり水分を抜いていくよ。どうなるかな……?
何十枚もの成形品を並べたパレットが段積みになった乾燥台車(かんそうだいしゃ)ごとに乾燥室に入っていくよ。この台車はトンネルをくぐるように進んでいくんだ。トンネルの中は、入り口に近い方は温度は低く、湿度は高くなっていて、出口に向かって進んでいくほど温度は高く湿度は低くなっているんだ。

工場長
はるちゃん

ずいぶん長〜いトンネルなんだね。

約100mの長さを1日以上かけて乾燥させているんだ。しっかり乾燥させないと、焼成の時に瓦が砕けちゃうんだ。ねじれや亀裂(きれつ)のないように乾燥させなければいけないから、温度や湿度をしっかり管理しているんだ。
乾燥室の下の階には焼成炉(しょうせいろ)があるんだ。焼成炉で瓦を焼いた後、冷すために空気を使っているんだけど、乾燥室ではその空気と熱を再利用して乾燥させているんだよ。

工場長
はるちゃん

ここでもECO(エコ)だね!



さぁ、乾燥が終わった状態「素地(しらじ)」だよ。はい、どうぞ。

工場長
はるちゃん

あれれ? なんだか軽くなったし、大きさも少し小さくなったような……?

そうだね。乾燥で蒸発した水分の重さ分、軽く感じるね。抜けた水分の空間を粘土が詰めるように乾燥していくから、生地も少し縮むんだ。あと、プレス直後と違って、持っても形が変わらないでしょ?

工場長
はるちゃん

本当だ! ちょっとコンコンって叩いても割れないね。

ハッッハッハ。これから瓦がもっと強くなっていくよ。

工場長

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