テクニカル情報

建設省告示第1400号

当社で扱う製品は粘土瓦であり、焼き物の瓦です。
国土交通省告示第1400号にて“瓦”は不燃材料として定められており、製品ごとの認定が不要です。詳しくは不燃材認定についてをご覧ください。
建築申請時の不燃材料認定番号は“国土交通省告示第1400号”としてください。

建築基準法の重い屋根、軽い屋根の分類では、瓦は重い屋根に分類されます。

各試料を110℃の乾燥機内に24時間以上おいた後、水温15〜25℃の清水中に24時間以上浸して吸水率を調査。その結果、三州瓦の吸水率はJIS規格で定められた12%以下を大きく下回る5.8%という、優れた吸水率を確認しました。
これは化粧スレートの吸水率9%と比較しても、粘土瓦の吸水率が優れている事が確認できます。
実験結果:粘土瓦5.8% 化粧スレート8.7%
(愛知県陶器瓦工業組合「設計士のための三州瓦マニュアル」より

真夏の小屋裏の野地板表面の温度変化を調べたテストでは、最高温度は化粧スレート57.9℃、F形粘土瓦52.9℃、J形粘土瓦48.9℃という結果で、粘土瓦の遮熱性がきわだっています。これは粘土瓦の大きな熱容量が、直射日光による熱を吸収し、小屋裏の温度上昇を抑えるためと考えられます。粘土瓦屋根の住まいは夏涼しい、ということが実証されたテスト結果です。
(愛知県陶器瓦工業組合「設計士のための三州瓦マニュアル」より)

屋根材は、寒暖の差が大きいハードな環境にさらされます。その耐久性を見るために、屋根材の加熱による材質変化をテストしました。電気炉で1100℃の環境で1時間放置し、その後の変化を調べたところ、粘土瓦の変化率は0.08%ともっとも小さく、しかも変色・変形が認められませんでした。
実験結果:加熱質量変化率(%)
(愛知県陶器瓦工業組合「設計士
のための三州瓦マニュアル」より)


寒冷地の屋根材は、凍結と融解による損壊に強い品質が必要です。三州瓦は粘土瓦のJIS規格で定められた耐凍害試験(JIS A 5208 5.5:水中に24時間以上浸して吸水させた後、-20℃で8時間以上凍結)を30回繰り返して実施。また、建築用外壁材料の耐凍害試験である気中凍結気中融解300サイクル試験(JIS A 1435 3.2:-20℃で凍結させ、30℃の温水で散水融解)を実施した結果、ひび割れ、剥離は認められず、確かな耐寒性能が実証されました。また、三州瓦は寒冷地で厳しい自然環境のもと耐久実験を繰り返し、安全性を確認しています。
(愛知県陶器瓦工業組合「設計士のための三州瓦マニュアル」より)

独立行政法人都市再生機構の三次元振動台にて試験を実施。阪神大震災の地震波においても瓦のずれ、破損、脱落はなく震度7クラスの地震でも脱落しない事が実証されています。鶴弥の防災瓦は、震度7クラスの大地震でも瓦同士のかみ合わせ構造により、強い耐震性を発揮します。


瓦同士がロックする構造を持った瓦なので、強い風にも安心です。
瓦屋根標準設計施工ガイドラインに基づいた試験で強さも証明されています。
物件ごとの風荷重算出が必要な方は「屋根耐風性検討書」をご覧ください。


1分間の雨音測定実験で、粘土瓦は49.5デシベル、化粧スレート56.5デシベル、金属屋根63.5デシベルとなりました。音を伝えにくい粘土瓦は雨の日でも静かな快適空間を作ります。
参考:騒音レベルは「粘土瓦:静かな住宅地、化粧スレート:劇場のざわめき、金属瓦:普通の会話」となります。
(社内試験)

屋根は激しい寒暖の差にさらされ、真夏の表面温度は70℃にも達するケースがあります。熱変化への対応力を推定する耐熱テストでは、粘土瓦を150℃で60分加熱した後、20℃の水中に15分浸す作業を5回繰り返し、ひび割れカケの有無を調べます。テストの結果、粘土瓦は損傷が認められず、優れた耐熱性が実証されています。

屋根には、TVアンテナ工事や雪下ろしで人が乗るなど、局部的に大きな荷重のかかる場合があります。JIS規格の曲げ破壊荷重テストでは、1枚あたり1500N(153.0kgf)以上の強度が必要と定められています。鶴弥の防災瓦は、JIS規格の荷重に対する耐圧性も万全のレベルを確保しています。

施工について

急勾配の場合でも施工可能です。ただし、パラペット等の垂直に近い場合は瓦落下の危険性がありますので、しっかりと釘又はビスで固定してください。一部役物瓦には勾配の制限がありますので詳しくはお問い合わせください。

平板瓦(F形瓦)で約75〜80mm、サンレイ(M形瓦)は約85~90mmです。
和形瓦(J形瓦)は約95~100mmです。

4寸勾配未満の緩い勾配の場合、防水性能が高い緩勾配対応の瓦をお使い頂くことをお薦めします。
流れ長さ等の条件もありますので、詳しくは製品仕様をご覧ください。
※品名をクリックすると該当頁に移動します。

P-換(ピーカン)1本(910mm)の対応天井面積は33.6㎡(10.2坪)です。
棟換気エアフローPlus+(プラス)1本(227mm)の対応天井面積は11.3㎡(3. 4坪)です。
野地面換気エアフローPlus+(プラス)1本(681mm)の対応天井面積は16.9㎡(5 .1坪)です。

フリーエアー工法について

他の屋根材、化粧スレートやシングルなどでは使用できません。

一般的に使用されているアスファルト系ルーフィングと同等以上の止水性をしめす試験結果がありますので安心してお使いいただけます。

夏場、非常に高温となる屋根部において、一般的なアスファルト系ルーフィングではアスファルト成分が揮発し、熱劣化が促進されますが、快適ロールはポリエチレン素材でアスファルト成分を含んでいないため、熱劣化にも強く、「60年相当」の劣化促進試験でも優れた耐久性能を有していることが証明されています。

快適ロールの透湿性は野地板の含んだ水分を野地面に排出させる役割を持っています。
瓦の緊結に重要な野地板を常に乾燥した状態にすることで、屋根の耐久性を向上させます。現在の住宅は昔の住宅とは違い高気密・高断熱で、一度建物内部に湿気を含んだり、結露してしまうとその水分の逃げ道がなくなってしまい、木材の腐食の恐れがあります。快適ロール(透湿性のルーフィング)を使用することにより湿気を排出できるので野地板の耐久性を向上させ、屋根の長寿

30年相当の熱耐久性試験や耐凍結融解性試験において、優れた耐久性が証明されています。また、将来的に行うメンテナンスにおいても容易に行うことができます。

フリーエアーロールは差し棟工法では使用できません。(差し棟工法の場合防水テープをご使用ください。)ただし、差し棟工法でも大棟部(陸棟部)には使用できます。

GL鋼板にポリエステル塗装を施しており優れた防錆性能があります。塩水噴霧試験1,000時間でも鋼材自体の赤錆は無く、沿岸地域でも安心してお使いいただけます。

棟金具の高さによって使い分けは必要なく、F形・M形の使い分けのみで使用していただけます。棟金具高さ40以上という条件下でそれぞれの施工に合わせてお使いください。

樹脂桟木は湿気により腐ったり虫に食われることが無く、長期にわたり初期状態を保ちます。

70℃オーブン試験で1,000mmあたり4mmの膨張です。ただし、釘固定を行っている条件下では夏の暴露試験でも膨張による変化は見られませんでした。

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