棟部から湿気を排出
シート中央付近の通気穴より
通気シートを通して、
瓦と野地の間の空気を効率よく排出します。
水抜き機能で防水性も安心
水抜き溝がついているため縦桟が不要で、施工に手間がかかりません。
優れた瓦釘の引抜強度
PS樹脂瓦桟(H15×W30)を使用した耐風圧性能試験では、3,035N/㎡(風速38m/s、屋根高さ13m相当)の耐荷重強度でも異常なく、優れた引抜強度が証明されています。また、桟木上面は凹凸形状になっており、釘打ちの際に滑りにくい構造です。
瓦下通気で快適な屋根環境を実現
軒先側上面の角を丸くして、空気が流れやすい形状にした樹脂製桟木です。夏場の熱気や湿気を野地面上に停滞させることなく、瓦の重ね部(隙間)から速やかに排出することができます。
仕様
軒先、平部、ケラバ、棟、壁周りで、使い勝手が良い寸法をご用意しました。
水抜き材や下地材として、用途に応じてお使いいただけます。
寸法 (品番) |
PS樹脂瓦桟 H15×W30 (81151) |
PS樹脂瓦桟 H30×W40 (81152) |
PS樹脂瓦桟 H40×W30 (81183) |
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断面図 | |||
製品寸法 | H15㎜×W30㎜×3m | H30㎜×W40㎜×3m | H40㎜×W30㎜×3m |
パレット入り数 | 900本 | 315本 | 315本 |
材質 | 再生ポリスチレン ※ |
商品設計は有限会社ピュアテック社です。上記寸法以外にも対応できる場合がございますので、詳しくは営業部へお問い合わせください。
※再生プラスチックを主原料としているため、色調に若干のバラツキがありますが性能には影響ございません。
湿気を通して、水を通さないルーフィング
ルーフィングの基本性能である防水性に加え、
湿気を通すという機能を兼ね備えたルーフィングです。
アスファルト系ルーフィングの100倍以上の透湿性で
野地板の湿気を逃がすことができるので、野地板の腐食や変形を防ぎます。
野地板湿気排出効果
水分を含んだ野地板で、アスファルト系ルーフィングと快適ロールの野地板乾燥を比較しました。
湿気が通る
止水性評価
釘穴からの雨水の侵入を、撥水効果で防ぎます。
釘穴シール性試験結果
試料 | 快適ロール | アスファルトルーフィング |
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合格数(10点中) | 10 | 4 |
- 試験方法:乾湿サイクル処理による釘穴シール性テスト
- 試験場所:(財)建材試験センター 依試第7H68573号
- 物性値につきましては防滑層を除いたサンプルを使用しています。
- 合格数は自社基準による試験結果です。
熱劣化に強く、優れた耐久性
夏場、瓦の表面温度は約80℃以上にも上昇し、断熱性に優れる粘土瓦の下でさえルーフィングの表面温度は60℃となります。この高温下では一般的なアスファルト系ルーフィングではアスファルト成分が揮発し、熱劣化が促進されます。快適ロールはポリエチレン素材でアスファルトは含んでいないため、熱劣化にも強く、「60年相当」の劣化促進試験でも優れた耐久性能を有していることが証明されています。
輻射熱を反射
快適ロールとアスファルト系ルーフィングの輻射熱反射性能比較試験をしたところ、アスファルト系ルーフィングと比べルーフィング裏面で約14℃も温度が低い結果となりました。快適ロールが持つ高い輻射熱反射性能で夏場の熱気を遮熱することが出来るのです。
業界最軽量、2.9kg/巻
快適ロールの重さは2.9kg/巻と、20kg/巻以上あるアスファルト系ルーフィングと比べて、約85%も軽くなっています。重さは施工性を向上させるばかりでなく、屋根作業の安全性にも貢献します。
仕様
寸法 | 1m×20m |
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材質 | ポリエチレン |
重さ | 2.9kg/巻 |
優れた耐久性
安心の耐久性
熱可塑性エラストマーシートと、保形成を持つアルミニウムを使用した複合素材からなる、高耐久な乾式棟面戸材です。ブチル接着が瓦としっかりと密着し豪雨や強風による、めくれやはがれがなく安心です。また、熱耐久性の「30年相当」の試験でも優れた耐久性を維持しています。
耐久試験項目
品質項目 | 耐熱性(90℃) | 凍結融解 |
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品質特性 | 30年相当適合 (3,528時間) |
30年相当 (-20℃~10℃750サイクル) |
安心の防水性
圧力箱方式による防水性能試験において、降水量4L/㎡・min、1470Pa、20分という厳しい条件下で「漏水なし」という優れた結果を得ました。
安心の止水性
裏面中央部に設けられたブチルテープにより、タッカー部からの漏水や、万が一の冠瓦固定ビスからの漏水に対して止水性を発揮します。
棟重量を約18kg/mも軽量
フリーエアーロールはたったの0.48kg/mと軽量で、通常工法で使用する南蛮漆喰等の18kg/mと比較すると1/37の軽さとなります(※1)。
- ※1・・・南蛮漆喰を1袋28kgで、1棟1.5mを施工した場合)
- ※2・・・棟長さ40mの物件、軽自動車を約700kgとした場合)
M形瓦・J形瓦での乾式工法が可能
施工時の取り扱いやすさ(1)
長さ方向に伸縮するプリーツにより、複雑な瓦形状にも馴染みやすい構造です。幅方向に伸縮する折りたたみにより、今まで乾式工法が難しかったM形瓦やJ形瓦にも、1種類で乾式化が可能となりました。
施工時の取り扱いやすさ(2)
裏面中央部に設けられたブチルテープにより、従来の乾式ロールで必要だったタッカー止めも不要となりました。
F形瓦での施工例
J形瓦での施工例
M形瓦での施工例
仕様
寸法 | 220mm×5m 最大340mmまで伸縮 |
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材質 | アルミニウム複合素材+ポリプロピレン製フリース |
重さ | 2.4kg/巻 |
定価 | 10,000円/巻 |