1. 9月の新設住宅着工、前年比1.5%減 融資減で貸家落ち込む


国土交通省が10月31日発表した建築着工統計調査によると、9月の新設住宅着工戸数は前年同月比1.5%減の8万1,903戸だった。2カ月ぶりに減少した。金融機関が個人向け融資を減らし、貸家の着工が減った。
9月の季節調整済みの年率換算値では前月比1.6%減だった。
貸家は5.8%減の3万5,350戸と2カ月ぶりに減少した。金融機関が個人向け融資を見直している影響が出た。
持ち家は0.0%減の2万4,873戸と3カ月ぶりに減少した。
一方、分譲住宅は4.3%増の2万1,064戸だった。2カ月連続で増加した。神奈川県や大阪府でマンションの着工が増えた。
4~9月期の新設住宅着工戸数は前年同期比1.1%減だった。国交省は「昨年の水準から大きく減少しているわけではない」とみている。


2018年(平成30年)9月の新設住宅着工戸数


利用関係別 戸数 対前年同月増減率
総数 81,903戸 Δ 1.5%
持家 24,873戸 Δ 0.0%
分譲住宅 21,064戸    4.3%
貸家 35,350戸 Δ 5.8%

 

2. トヨタホーム インドネシアで戸建て販売

トヨタホームはインドネシアで現地企業と提携し、戸建て分譲の宅地開発プロジェクト「スマレコンエメラルド」(西ジャワ州カラワン)を始める。2019年4月に特別目的会社(SPC)を設立する。2024年までに約550戸を開発、販売する。
まず2019年度中に約150戸を開発、販売する。現地工場で働くインドネシア人をターゲットとする。インドネシアの不動産開発会社、スマレコンと共同出資でSPCを設立する。
カラワンは首都ジャカルタの中心部から約60キロメートル東に位置する。トヨタ自動車が工場を操業するなど車産業を中心に日本企業が集まる。同社によると、近年は住宅地としての人気も高まっているという。

3. 子育てしやすく間取り工夫 ミサワホームが共働き向け住宅

ミサワホームは子育てをする共働き世帯向けに、家事・育児がしやすいよう間取りに工夫を凝らした2階建て戸建て住宅をこのほど発売した。水回りを集めた間取りにしたほか、洗濯物を干してから畳み、収納するまでの動線を工夫して家事の効率性を追求した。各階に中間階を設け、子ども部屋を用意しやすくした。シリーズ合計で年1,300棟の販売をめざす。
新商品は「スマートスタイルH 新・スキップ蔵」。沖縄を除く全国で10月6日から販売を始めた。玄関から直接、洗面所や浴室に行くことができる配置にした。帰宅した子どもが、汚れた服を遠回りせず洗濯機に運べるため便利だ。
台所と洗面所、浴室、トイレを隣接した。台所で調理しながら、子どもが入浴の支度をする様子を見守ることができる。
中1階や中2階、ロフト部分のある5層構造だ。中間階は子どもの専用空間としての利用を見込んでいる。木質パネルを組み合わせる独自工法で、中1~2階を設けることが可能になった。
1階には7.45平方メートルの収納空間「蔵」を設けた。こたつなどリビングで季節ごとに使う家具・家電を隣にある「蔵」に片付けることができる。

4. タマホーム、2ケタ増益

低金利を追い風に、主力の低価格帯の注文住宅が伸びる。過去に住宅を購入した顧客向けにリフォーム受注も拡大。増収。不採算事業の縮小で利益率も上向き、2ケタの増益。15円増配。
2021年5月期に注文住宅着工棟数1位を目指す。純利益は今期計画比2.9倍の70億円が目標。

5. 住友不動産、JR大崎駅周辺の再開発が完成

住友不動産などによるJR大崎駅周辺の再開発「大崎ガーデンシティ」が全て完成し、10月16日に報道公開された。消防車の通行も困難だった木造住宅密集地域が、総延べ床面積約22万平方メートルのオフィスビルと高層マンションに変貌。再開発が進む大崎駅前の複合市街地がさらに南に拡大する。
大崎ガーデンシティは地上24階建てのオフィスビルと、22階建ての高層マンション(423戸)の2棟からなる。従来は狭い路地が多く、火事でも消防車が近寄れなかったという。再開発組合の小林定美理事長は「再開発によって安全安心な街にしたいという願いが実現した」と喜んだ。

6. サンヨーハウジング名古屋の前期、経常益9%増 注文住宅好調で

サンヨーハウジング名古屋が10月12日発表した2018年8月期の連結決算は、経常利益が前の期比9%増の20億円、売上高が3%増の384億円だった。注文住宅の受注残が高水準で引き渡し棟数が増えた。9月に死去した創業者の宮崎宗市氏に支払う10億円を創業者功労金の引当金として計上し、純利益は4割減の7億7,300万円だった。

→過去の住宅関連情報一覧へ


トップページへ


一つ前のお知らせ(スーパートライ110防災瓦性能動画配信のお知らせ)へ →


ページの先頭へ