住友林業は中小工務店の会員組織「イノスグループ」と共同開発した戸建て住宅を3月26日に発売する。子育て世代を主な売り込み先として想定しており、住友林業の他の商品に比べ価格を抑えた。初年度に100棟の販売を目指す。
発売するのは、イノスの家 子どもとともに育つ家「co.co.to(ココト)」(商品名)。子どもが遊んだり、家族で一緒に入浴できるように、広い土間や浴室を設ける基本設計を5種類用意した。3.3平方メートル当たりの価格は45万円台から。住友林業が提供する他商品の平均価格に比べ、約10万円安くしたという。
|
| |
| 10. | 住友林業、豪州の戸建て住宅市場に参入−現地企業と合弁
| |
| |
住友林業は4月1日、オーストラリアの戸建て住宅市場に参入すると発表した。1日付で現地企業と折半出資の合弁会社を新設。メルボルン市近郊で分譲住宅の開発・販売に着手する。日本の住宅会社が豪州に進出するのは初めて。鉄鉱石の高騰など資源ビジネスが活況を呈しており、伸びが期待できる優良な市場と判断した。
現地で年間約1,200棟の戸建て住宅を販売する「ヘンリーアーチ」(ビクトリア州)と住友林業の豪州現地法人との間で、合弁会社「ヘンリー―SFCハウジングユニットトラスト」(同)を設立した。資本金は50万豪ドル(約5,000万円)。メルボルン市近郊のメルトン市で平均土地面積が約600平方メートルで11区画からなる分譲住宅地を開発。2009年秋までにツーバイフォー工法の木造住宅を販売する。
|
| |
| 11. | 積水ハウス、「中2階」で収納確保した新型木造住宅
| |
| |
積水ハウスは3月10日、木造住宅「シャーウッド」シリーズの新商品として"中2階"を設けて広い収納スペースを確保できる「パーソナルオーダーメイド ルーモア」を発売した。1階と2階の部屋の天井高を通常より10−30センチ程度低くし、その間に高さ1.03−1.33メートルの収納用の部屋を造る。月20棟の販売を目指す。
通常の1階と2階の間に収納スペースを確保することで、居住用の部屋を広く設計できるようにした。3階建ての住宅よりも階段の上り下りの負担が少なくなるという利点もある。
建築基準法では天井高が1.4メートル以下で設置階の床面積の2分の1未満であれば延べ床面積に算入されないことから、都心部などで敷地面積に対する延べ床面積の比率である「容積率」の制限が厳しい地域などで需要を見込む。
|
| |
| 12. | 積水ハウス、「CO2オフ住宅」を発売・燃料電池を標準装備
| |
| |
積水ハウスは3月18日、4月3日から燃料電池を標準装備した初めての住宅「二酸化炭素(CO2)オフ住宅」を発売すると発表した。太陽電池と燃料電池の導入で家庭の電力使用量の大半を自家発電でまかなえるのが特長。余った電気を売って火力発電を減らすことで、調理などで住宅から出るのと同量の二酸化炭素を削減できるという。価格は従来商品より1割程度高くなる。
新商品では国が定める省エネ基準よりさらに約2割省エネ性能が高い断熱材や発光ダイオード(LED)照明、省エネ食器洗乾燥機などを採用。価格は従来品より300万円前後上乗せされるが、標準的な世帯であれば年間光熱費は5万円程度で1980年代に建てられた平均的な木造住宅よりも約17万円安いとしている。
|
| |
| 13. | 積水ハウス、家の設備を携帯で遠隔操作できる住宅
| |
| |
積水ハウスは3月24日、携帯電話を使ってドアの施錠などといった住宅設備の操作ができる住宅を4月から販売すると発表した。NTTドコモの遠隔操作サービスを栃木県足利市の建て売り戸建て分譲地「コモンアベニュー毛野」の住宅すべてに導入する。分譲地への導入は初めてで、戸建て住宅市場が低迷する中、IT(情報技術)サービスで差別化を図る。
携帯電話の「おサイフケータイ」機能を応用し、玄関に付いた非接触型ICチップの読み取り装置に携帯電話をかざすことで鍵の開閉ができる。外出先からでも施錠のほか、照明、エアコン、窓シャッターの開閉などを確認でき、遠隔操作することもできる。サービス対応設備込みで住宅の最多販売価格帯は3,400万−4,200万円程度となる。
|
| |
| 14. | パナホーム、宿泊体験型モデル住宅の展開を拡大 |
|
| |
パナホームは総合展示場が中心だった住宅営業を見直し、宿泊体験型モデル住宅の展開を拡大する。2008年度から全国にある総合展示場の約1割を閉鎖、宿泊が可能なオール電化モデル住宅を20倍の100カ所に広げる。戸建て住宅市場が冷え込むなか、これまでの営業手法を見直す。
モデル住宅は分譲地に建設する。松下電器産業グループの最新製品のショールームの一つとして位置づけ、薄型テレビや冷蔵庫、洗濯機など一般的な家電に加え、ホームシアターや乗馬式運動器具なども備え付ける。
|
| |
|
| |
松下電工は3月7日、主力の住建事業の再編計画を発表した。3月末までに660人を削減し、営業所を150カ所から2割減らす。同月末までに戸建て住宅向けエクステリア事業から撤退し、2008年度には製造工場17カ所を再編する。将来の国内住宅市場の縮小をにらみ事業体制を見直し、採算性を改善。水回り製品やオール電化製品の拡販や海外事業拡大などで、10年度に売上高で2007年度比15%増の6,000億円を目指す。
同日都内で開いた記者会見で、住建事業副本部長の北野亮執行役員は、「国内市場は先行き不透明感が強い。利益を生み出せる筋肉質な事業構造を早急に構築する」と狙いを語った。一連の構造改革で85億円の費用削減効果を見込む。
|
| |
| 16. | ミサワホーム、消費エネルギーをすべて賄う住宅・
旭川で実験 | |
| |
ミサワホームは3月17日、住宅建設時や実際の生活で消費するエネルギーを住宅に設置した太陽光発電装置ですべて賄う実証実験を北海道旭川市で始めると発表した。断熱性や暖房効率を高めた実験用住宅を新設。4月以降、実際に入居者に住んでもらい、データを収集する。環境負荷を低減できる住宅の研究開発を強化する。
新設した実験用住宅は2階建てで延べ床面積が139平方メートル。同社が北海道で販売する標準的な住宅に比べ、外壁の厚みを1.8倍にし、熱を反射する効果の高い高断熱ガラスを導入した。同社の寒冷地仕様の従来の住宅にくらべ、消費エネルギーを約65%抑えたという。
|
| |
| 17. | トステム住宅研究所、省エネの新ブランド・風や光を活用し快適に
| |
| |
住生活グループ傘下で戸建て住宅フランチャイズ(FC)事業を統括するトステム住宅研究所(東京・江東)は、自然の力を活用し、快適性を高めた「アリエッタ」を4月1日に発売する。窓の形状や位置を工夫するなどして、効率的に風や光を取り入れ、エネルギー消費の削減を図る。同日付で発足する住宅の新ブランド「フィアスホーム」の初商品となる。
顧客の希望により、風の流れや光の動きなどのシミュレーションも実施する。風や光を活用し、冷暖房費や照明代の削減につなげる。延べ床面積が102−162平方メートル(31−49坪)まで20プランあり、価格は162平方メートルのタイプで2,600万円など。
|
| |
|
| |
三井住友建設は3月26日、物流施設向けの施工で従来と比べ工期を3割短縮できる工法を開発したと発表した。柱とハリをあらかじめ工場で作るプレキャスト部材を一部改良したことで大幅な工期短縮が可能になった。
物流施設は柱を鉄筋コンクリート、はりを鉄骨で構成するケースが主流。今までも柱とハリはプレキャストだったが、柱とハリの接続部だけは現場でコンクリートを打つ必要があった。今回の工法は、はりの一部にあらかじめコンクリートを設置し、現場では柱にはめるだけで接続できるよう改良した。
|
| |
| 19. | 三井不動産グループ、リフォームなど手配の専門会社
| |
| |
三井不動産販売と三井ホーム、リフォームなどを手掛ける三井ホームリモデリングの3社は、リフォーム、引っ越し、ハウスクリーニングなどの手配を専門に手掛ける共同出資会社を4月1日付で設立する。同様の事業を担っていた三井不動産販売の「営業推進部関連事業グループ」を切り離し、専門会社化する。2010年度をメドに年間の取扱件数を現在の7,800件から1万2,000件に増やす。
新会社は「リハウスサポート」で資本金は5,000万円。三井不動産販売が60%、三井ホームと三井ホームリモデリングが20%ずつ出資する。 |
| |