日本の住宅屋根の約半分を占める「瓦」

みなさんは「瓦」と聞いて、まず何を思い浮かべますか? お城やお寺、昔ながらの日本建築……。「うちの屋根は瓦だよ」という方もみえるかもしれませんね。日本の住宅屋根の約半分を占める「瓦」は、私たち日本人の心の原風景と言ってもいいでしょう。
しかし同時に、古い家屋の瓦には、台風で瓦が飛んでしまったり、地震で崩れてしまったり、そんな怖いイメージもあるかもしれません。
私たち鶴弥は、粘土瓦のトップメーカーとして、従来の問題点をクリアし、安全・安心な瓦づくりに日夜励んでいます。
そして、地震や台風などの自然災害に強い防災瓦、「エース」シリーズや「スーパートライ110」シリーズを完成させました。高い防災性と圧倒的な耐性で、大切な屋根、そしてみなさんの暮らしを鶴弥の瓦が守ります。




鶴弥の瓦は「防災瓦」

古い瓦屋根は、瓦の下に粘土を敷き、粘土の接着力で瓦を固定する土葺きと呼ばれる施工方法で施工されていました。この土葺き工法は、地震や台風などの自然災害に弱く、ずれや脱落、飛散など、自然災害の都度繰り返していました。
その後、桟木に引っ掛けて釘止めにより瓦を固定する引っ掛け桟葺き工法が主流になりました。
鶴弥の瓦は、全て引っ掛け桟葺き工法で施工するようになっています。しかし、引っ掛け桟葺き工法だけでは、地震や台風の自然災害に対して充分ではなく、ずれや脱落、飛散などの災害は後を絶ちませんでした。
この問題に対し、鶴弥が出した答えは全製品への防災機能の付加です。防災瓦は瓦同士がかみ合うことにより地震や台風などにも負けない高い固定力を発揮します。構造的に台風などの強風に弱いと言われていたF形瓦において、世界で初めて上下の瓦同士がかみ合う構造を持つ「スーパートライ110」を開発し、「スーパートライ110」シリーズはF形防災瓦の代名詞的存在になりました。
「防災瓦は鶴弥」のキャッチフレーズで安全で安心な瓦を届けるトップメーカーとして、防災瓦の普及に努めています。


瓦業界のリーディングカンパニー

鶴弥は、明治20年の創業以来、瓦づくり一筋に100年以上の歴史を重ねてきました。その間、鶴弥は、時代の市場ニーズを的確に捉え、経営理念である「強く、美しく、取り扱いやすく、値打ちで、より安全な、屋根材を提供する。」を忘れることなく、努力をしています。また、鶴弥は、資金調達の多様化とブランド力向上の一手段として、瓦業界で、初めて、株式を平成6年8月に名古屋証券取引所市場第2部に上場し、引き続き、平成14年4月には東京証券取引所市場第2部にも上場しました。
また、瓦業界で最初に品質・環境マネジメントシステムであるJISQ9001:2008(ISO9001:2008)及びJISQ14001:2004(ISO14001:2004)を導入し、常に瓦業界のリーディングカンパニーとなるよう、弛まぬ挑戦を続けています。



創意工夫と改善による、こだわりの瓦づくり


鶴弥では、よりよい瓦づくりを進めるために、常に創意工夫と改善を続けています。
生産工場では、コンピュータを利用した製造工程におけるさまざまな管理と、人の目と耳による厳しい品質チェックを経て、高品質な瓦を生産し、お客様にお届けできる体制を整えています。
また、製品開発、設計管理、施工技術開発などを行う開発部や新規事業の仕組み作りを行う営業企画部、製造技術部門である技術課や設備の修理やメンテナンスを行う設備課、金型の設計、製作、メンテナンスを行う金型課と様々な業務を自前のスタッフで行い、より良い瓦づくりを目指しています。
常に挑戦と変革を繰り返してきた鶴弥の社風は、リーディングカンパニーになっても変わることなく、常に創意工夫と改善を続け、こだわりの瓦を作り続けます。



鶴弥がつくる



鶴弥の特長として「内製化」があります。
通常は外部業者にお願いする金型の製作や修理、多品種で小ロットの役瓦製造など、すべて鶴弥の社内で行われています。この体制は、瓦メーカーとしてかなり珍しいものなのです。他のメーカーが外注しているものを、どうして自社で? と思われるかもしれませんが次のような理由があるのです。
金型はノウハウの塊です。創意工夫と改善によって作り上げたノウハウを独自の技術とすることで強い競争力を生み、より良い瓦づくりをすることが可能になります。
多品種で小ロットの役瓦製造を外注に出さず自社で行うことで、厳しい品質チェックを行うことができるのです。その結果、お客様の信頼と利便性を高める事が出来ると考えています。
さらに鶴弥では、工場の生産設備のメンテナンスを自社のスタッフによって行っています。これによって、トラブルに対する迅速な対応が可能となり、また、生産設備に対する知識を自社で蓄積することでさらなる生産効率の向上を図る事ができます。
鶴弥は「より良い瓦をつくるこだわり」を実現するため、これからも「内製化」を推し進めていきます。


瓦のこれから

瓦が歴史のある屋根材で、とてもなじみ深いものであることは、みなさんご承知のことと思います。鶴弥が、そんな瓦を経営理念である「強く、美しく、取り扱いやすく、値打ちで、より安全な、屋根材を提供する」に基づいて、今後どのように瓦づくりを行っていくのか。
今、鶴弥では新しい製品として環境にやさしい瓦をラインナップに加えています。例えば、サマースノーシリーズの瓦では、特殊な釉薬を使うことで太陽熱を60%以上反射し、瓦の表面温度、ひいては屋根の温度を大幅に下げることが可能となりました。この技術が家屋の冷房効率のアップ=省エネにつながっています。
また、昨今、省エネに係る取り組みとして注目を集めている太陽光発電システムと瓦との融合について、鶴弥ではスーパートライ110FM306などの開発という製品面、また太陽光発電システムの施工店ネットワーク「そらやねっと」の構築といったサービス面、その両面から積極的に取り組んでいます。


クールベーシック

サマースノー

FM306


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